経営革新


経営革新とは、おおむね県内において、他に類を見ない新たな事業活動について、3年から5年の実施計画を立て、その内容について静岡県知事が承認するものです。

新事業活動とは、

①新しい商品の開発または生産

②新役務の開発

③商品の新しい生産・販売方式の導入

④役務の新しい提供方式の導入

⑤技術に関する研究開発及びその成果の利用

いずれかに該当するものを言います。(複数当てはまっても構いません。)※役務はサービスのことです。

上記①~⑤の例はこのようになっています。

①新しい商品の開発または生産 ②新役務の開発
木製品製造業者が、これまで建具の材料として利用が困難とされて
いた間伐材を加工するための切削用刃物を開発。更に開発した天然
の塗料で仕上げることで、防腐、防かび効果が高められ、環境と健康
にやさしい建具を生産、販売をする。
美容室が高齢者や身体の不自由な方など、自分で美容室に行くこと
が困難な方のために、美容設備一式を搭載した車で美容師が出張
し、カットやブローの基本コースからへアメイクや着付けなどの
サービスを行う。
③商品の新しい生産・販売方式の導入 ④役務の新しい提供方式の導入
果物の小売業者が、本格的なフルーツパーラーを開店。果実店で培わ
れた果物についての知識などの強みを活かすとともに、フルーツ&
ベジタブルマイスターの資格を持つ店員が常駐し、高品質フルーツ
を使ったスイーツや、フルーツや野菜のフレッシュジュース、健康を
意識した野菜を取り入れたランチメニューも提供。
タクシー会社が、乗務員に介護ヘルパーや介護福祉士の資格を取得
させ、病院や介護施設への送迎などのタクシー利用者を獲得し、高齢
者向け移送サービスで介護サービス事業へ進出して多角化を図る。
⑤技術に関する研究開発及びその成果の利用
これまで加工が困難とされてきた新素材の大量加工に関する研究を
行い、研究の成果として得られた加工技術・ノウハウを自社の製造ラ
インで活用する。

経営革新計画の作成は、これらの思いを達成させるための武器です。でも、経営革新って難しそうと思っているあなた!三島商工会議所が全面的にバックアップします。

関連リンク 中小企業の経営革新計画について 静岡県

商工会議所では①ネットワークアドバイザー事業による専門家派遣制度の利用! 必要に応じて、アドバイザーが中小企業診断士等を選定して派遣します。②当所経営指導員による策定支援 経験豊富な6名の経営指導員が申請書等の作成を支援します!

経営革新計画の承認を受けると各種支援策が受けられます!!

保証・融資の優遇 ②補助金による支援 ③販路開拓の支援 ④特許取得の優遇 ⑤事業計画への支援等々

※注)経営革新計画の承認は、支援策の適用・採択を保証するものではありません。

申請から承認までの具体的な流れは下記のようになります。

 

※お近くの窓口は三島商工会議所になります。

 

 

ご不明な点等ございましたら、お気軽にご相談ください。

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